MENU

ひきこもりで「詰んだ」と感じているあなたへ|自立するための方法を解説

引きこもりの女性

こんにちは。

私は長年、引きこもりの方々の支援に携わってきたアドバイザーではありませんが、、、今回は、「引きこもりで詰んだ」と悩んでいる方からの相談を受けました。

その内容と、私からのあまり役に立たない?アドバイスを共有させていただきます。

相談内容

私は33歳男性で、10年以上引きこもっています。高校卒業後、大学受験に失敗し、そのまま就職もせずに今に至ります。両親とは同居していますが、ほとんど会話もなく、私の存在を邪魔に感じているのではないかと思います。外出する勇気もなく、友人もいません。このまま何も変わらずに人生が終わってしまうのではないかと不安です。どうしたらいいでしょうか。

目次

「詰んだ」と感じているなら大丈夫

塞ぎ込んでいる女性

長期化した引きこもりの状況の中で、「詰んだ」と感じる気持ちは非常によくわかります。

自分の存在価値を見失い、将来に対する不安に苛まれる日々は、本当につらいものです。

でも、私からひとつ伝えたいことがあります。

自分で「詰んだ」と思っている時点で希望はあります。

これは、将来自分が考える「安定」と「現状」のギャップから生まれるもの。

つまり、向上心があるということで、あなたの人生はまだ終わってはいない、ということです。

本当に詰んでる人というのは、「詰んだ」とすら感じることができずにいる人。

今の状況が全てではありません。必ず、変わるチャンスはあるのです。

なぜ引きこもるようになったのか

頭を抱える女性

引きこもりになる理由は人それぞれですが、うまく改善していくためにもしっかり認識する必要があります。

理由がわからないと、改善のしようがありません。

多くの場合、以下のような要因が複合的に絡み合っています。

  • 学校や職場での人間関係の悩み
  • 過度なプレッシャーや期待への不安
  • 社会性やコミュニケーション能力への自信のなさ
  • 家庭環境の問題(過保護、過干渉、ネグレクトなど)
  • メンタルヘルスの問題(うつ病、社交不安障害など)

これらの要因が重なることで、徐々に社会から孤立し、引きこもりへと至ってしまうのです。

あなたの場合、大学受験の失敗がきっかけとなり、自信を失ってしまったのかもしれません。

おそらく打ち込みすぎたのでしょう。

大きな喪失感に狩られたと思います。

その後、就職活動にも踏み出せず、引きこもりの状態が長期化してしまったのですね。

小さな一歩から始めよう

引きこもりから脱却するには、小さな一歩から始めることが大切です。

いきなり大きな変化を求めるのではなく、自分にできることから始めてみましょう。

大きく変えようとしても、正直無理なんですよ。

ものすごくストレスになってしまい、余計に引きこもってしまうこともあります。

まずはちょっとずつね。

例えば、外出が難しいのであれば、まずは家の中で過ごす時間を少しずつ変えてみるのはどうでしょうか。

今まで避けていた家族との会話を少しずつ増やしたり、自分の興味のあることについて調べてみたりするのも良い第一歩になります。

自分らしさを大切に

引きこもりの生活が長くなると、自分が何に興味があるのか、何をしたいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。

でも、あなたには必ず、あなたらしさがあるはずです。

以前好きだったことや、ふと気になったことがあれば、それについて考えてみるのも良いかもしれません。

自分の興味や関心と向き合うことで、少しずつ自分らしさを取り戻していけるはずです。

支援を求めることも大切

ひとりで抱え込まず、周りの支援を求めることも大切なポイントです。

引きこもりの問題に取り組む団体やカウンセラーに相談することで、客観的なアドバイスを得られるかもしれません。

信頼できる人や場所を見つけ、自分の悩みを共有することで、心の重荷も少しずつ軽くなっていくはずです。

支援を求めることは弱さではなく、勇気ある一歩なのです。

引きこもりの再発を防ぐためには

引きこもりから脱却した後、再び引きこもりに戻ってしまうことを防ぐためには、以下のようなポイントが重要です。

1. 自分に合ったペースで社会とのつながりを保つ

無理のない範囲で、徐々に社会参加の機会を増やしていきましょう。アルバイトやボランティア活動など、自分に合ったペースで始めるのが良いでしょう。

2. 信頼できる支援者や仲間との関係を大切にする

引きこもり経験者の会や、支援団体とのつながりを持つことで、孤独感を和らげ、悩みを共有できる場を持ちましょう。同じ経験を持つ仲間の存在は、大きな支えになります。

3. 心のストレス管理が大切

再発を防ぐには、ストレスとの上手な付き合い方を身につけることが大切です。自分なりのストレス発散法を見つけ、無理のない範囲で実践しましょう。

4. 自分らしさを大切にする

『自分らしさ』ということを何度も言ってますが社会復帰後も、自分のペースを大切にすることを忘れないでください。

無理に周囲に合わせるのではなく、自分らしさを大切にしながら、少しずつ前に進んでいきましょう。

嫌になったら環境を変える。それが周りや自分にとっても一番良い方法です。

ただね、、、引きこもりからの脱却は、長い道のりになるかもしれません。

でも、一人で抱え込まず、周囲の支援を受けながら、ゆっくりと歩んでいきましょう。

おわりに

引きこもりから抜け出すのは簡単ではありません。

でも、あなたには必ず可能性があります。小さな一歩を積み重ね、自分らしさを大切にしながら、ゆっくりと前に進んでいきましょう。

「詰んだ」と感じている今は、新しいスタートを切るチャンスです。

あなたの人生はこれからです。”人は変われる”ということを信じて、一緒に歩んでいきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (23件)

コメントする

目次